映画の話し その1

ここ数年、映画を殆ど見なくなって
昔はSF映画とかアクションコメディ系の物とか、TSUTAYA全盛期にはよく1週間レンタルで
ゆっくり映画鑑賞とか。。
映画館にも行ったりしていたけど…

まずTVを見なくなって、映画も今どんな映画をやっているのかすら知らず、作り物のお話に興味が湧かなくなってしまった。

それでも昔よく見た映画の中で
久々無性に見たくなる映画が幾つかあって…
どれも、出演者の台詞の一部だったり、
表現されている情景や内容の裏に、
深いメッセージ性を感じる物だったりする。

一つは
ミミレダー監督の「ペイフォワード」
あそこに描かれている世界観全般が好きで。
息子の純粋さと
ママの誠実さと言うか、素直さが好き
変えていこうとする真っ直ぐさと言うか。。

息子の台詞に
人生はクソだ。"だから奇跡を見てみたいんだ"
って言う様な台詞があったと思うのだけど…
全く同じ事、何度か思った事がある。

実際今の私なら、それは学びと言うか…
必要な経験であり財産だったと言う事が出来るけど、真っ只中暗いトンネルの中でもがいている時、それが長く繰り返し続いたどん底状態の時は、やっぱり前者の様に感じた事が
何度かあった。

心の中を"綺麗であろうとする"主人公の少年の
純粋さと、それに共鳴する人々の姿が美しい

見る人にとっては、綺麗事に見えるかも知れないけれど。。
それぞれの人にとって
"何が一番大切?"と言う、問い掛けが聞こえて来そうな、メッセージ性を感じる作品です。


もう一つが
最近、無性に見たくなって、息子にゲオで借りて来て貰って何年振りかで見た映画。

ジョディフォスター主演の
「コンタクト」

初めて見たのは十年程前で。
凄く不思議な何かを感じたのを覚えていて、
最初自分に起きていた不思議な出来事と、どう関係が有るのか全く知る由もなかった。。
自分の人生の要所要所で、3回位見返していて
見るたびに、その時々、受取るメッセージの深さや質が違ったりする。
この作者や監督の伝えたいメッセージ性の奥行きの深さに改めて気づかされる。

私はこの役を演じているジョディフォスターがとても好きで♪
彼との時を越えて育み理解し合っていく関係性もとても素敵に描かれている。
表面的な惚れたはれたではない、人と人として、信頼関係が育くまれていく姿が好き。
日本の描写にちょっと❓な所があって
思わず苦笑した部分も有るけれど…

終盤の調査委員会のシーンで
科学者として証明も説明もできないけれど、確かに経験した事。
神を信じてこなかった科学者の彼女が、経験した"何か"を自分の言葉で認める瞬間が
私はとても好きです。。

科学と宗教の違いはあるけど、目指している物は一緒。
だから彼女の言葉を信じると、記者達に言い放った彼の懐の深さも相当格好良い。。


私にも証明出来ないけれど
"確かに経験した不思議な何か"が幾つかある

神父の博士号を持つ彼が
初めて"何か"を感じた時の話で、否定的反論をする彼女に
「あの経験は知性なんかじゃ及びもつかない」
そう語る言葉の意味を今の私は認識できる。

最後にジョディ演じる主人公が子供達に語る
"大切なのは自分で答えを探す事"
その台詞に共鳴せずにはいられない
自分が居たりします…🍀🍀


どちらも古い映画だけど、
とても心が洗われる。
0に戻りたい時見ると良いかな?
何か感じて貰えるかな?と思う作品です




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#0に戻る #映画の話
#光へ #La lumière

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