有楽町〜銀座 （古巣）

少し前の話。先月半ば。用事があって有楽町迄出向き、その帰り道懐かしい東銀座へ向かった。

途中で天使に遭遇⁉︎💦びっくり

こんなん出来たんだ…銀座も変わった

しかもすぐ横工事中だし。。

日産のビルが新しくなって4丁目の交差点も様変わりしていた。

 

銀座は、古巣。私の原点。

もう数十年前の話。観光系の専門学校をでて、銀座に新しく出来るホテルの1期生として開業準備室で立ち上げから携わり、バンケット予約部門で、今で言うブライダルコーディネーターの仕事をしていた。打ち合わせから、当日サービス担当に引き継ぐまでの全ての手配と準備をする仕事。

ホテル業界はハードだったけど、仕事もやり甲斐があって充実し、仲間にも恵まれ、本当に楽しい職場だった。

ただ、そんな中でも、年頃でもあって、恋愛面も含め自分自身のことで悩みも多く、今思えば全てに於いて自信が持てなかったのだと思う。

生き辛さを常に感じていた。

この頃の事を思い出す時、出て来るキーワードが2つある。それは今改めて振り返ると、私の内側の土台というか、見えない大きな軸になってる気がしてとても不思議に思う。

1つ目は、この頃出会ったある哲学書

Dカーネギー氏の"道は開ける"と言う本

別の機会に詳しく書くけれど、

無意識の内に、私はそこに書かれたものを幾つか実践して生きてきた事を、最近改めて再認識した。

そしてもう一つ、まさにこの日歩いた道に関係していて…

勤めていた当時、銀座で評判な占い師さんが居て、占って貰う為、銀座から有楽町に向かうこの道を歩いていた。

その日は、その人は出店しておらず

暫く行くと別の場所に、一人のいかにも易者風な佇まいのおじさんが座っていた。

何故か私はその人に見てもらう事に

確か手相だったと思う。

多分恋愛関係の事を見て貰ったはず、そして後日、評判の人にも見て貰ったはずなのに、特に恋愛面では良い思い出もなく、、その内容はどちらも一切覚えていない。。

ただ数十年たった今でも、何故かそこだけはっきり覚えているのは、聞いてもいないのに、私の可能性についてやたら熱心に語ってくれた2つの事。

その人は手相を見るなり、貴方、霊感強いね！お化けが見える方じゃないよ占いとか機を読む霊力の方ね。凄い強いから勉強して見ると良いかもしれない。

それから、貴方には文才がある。おじさん嘘言わないから、これだけは覚えておいて。文章書いてごらん。

当時の私は霊感のれの字も目覚めても、気づいてもおらず、言われて怖かったのを覚えている。

また、自分を表現するのが苦手で、手段はもっぱら音楽的なもの。

歌ったり楽器を演奏したりそれ位で、特に活字は読み書き共に得意では無かった。なのでピンとこなかったはず。

あの人凄いな。。当時既にかなりご年配だったので、現役でまだそこにいらっしゃるとは思えないけれど、、

そんな事を懐かしく思い出しながら、古巣のホテルに立寄り、意味も無く中を通り抜けたりして…怪しい人になりながら、家路へ急いだ。

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